全国の一流百貨店で販売されている実績があり、高品質でリーズナブルなことで有名な革小物ブランドキプリス。
そのキプリスから誕生したハニーセル長財布は、総販売数21万個を売り上げ、ラウンドファスナー長財布では圧倒的な人気を誇ります。
その中でも特に注目が集まる素材がシラサギレザーとコードバン。
どちらも超人気の素材ですが、本来持っている特性と魅力が大きく異なります。
この記事では、この二つのラウンドファスナー財布の違いを徹底検証してお伝えします。
僕は両方を所有しどちらも1か月以上実際に使用して徹底比較をしました。
実際に使ってみないとそれぞれの良さや特徴はわからないので
シラサギレザー→コードバンの順番で使ってみました
この2つのラウンドファスナーの共通点は、どちらも高い機能性を持つハニーセル構造を採用しています。
しかし、仕立てに採用されている革素材が異なると財布としてどのような違いが生まれるのか。
この記事を読むことで、シラサギレザーとコードバンのラウンドファスナー財布の魅力の違いがわかり、
今のあなたにとって必要なラウンドファスナー長財布を判断するときに、
役立つ情報を得ることができます。
どちらも魅力的な財布ですが、様々な違いがあります
ラウンドファスナーがついた長財布は使いやすさなら、普通の財布を圧倒します。
さらにラウンドファスナーの中でも、ハニーセル構造をもつキプリスのラウンドファスナー長財布は、
カードを日常的に使う人にとっては驚くほどの使いやすさをもたらします。
ハニーセル構造があると使いやすさの次元が違います。実際に使ってみてご自身で体験していただきたいです
シラサギレザーとコードバンという異なる革素材を採用したラウンドファスナー長財布。
ふたつの違いに徹底的に焦点を当て、おすすめはどちらなのか、何がちがうのかを1ヶ月以上実際に使用してから、考え抜いて記事にしました。
ご参考になれば嬉しく思います。
【結論】初めての人にはシラサギレザーのラウンドファスナー長財布がおすすめ
初めて本格的な革の財布やラウンドファスナーを購入する方にはシラサギレザーがおすすめです。
その理由として一言でいうと総合バランスが非常に優れているからです。
- 高品質なのにリーズナブルな価格
- 視認性、機能性が圧倒的に高いハニーセル構造が採用されている
- シラサギレザーの魅力的な独特の風合い
- 細部にわたって丁寧に仕立てられいる
- 水やキズに強く、コードバンほど気遣いの必要がない
- 兵庫県の姫路で鞣され、キプリスで仕立てられたMade in Japan
シラサギレザーのラウンドファスナー長財布の詳しい記事はこちら
特にカードをよく使う人にとっては、ハニーセル構造を持つラウンドファスナー財布のアクセスのやすさは革命的です。
それぞれ1か月使ってみて最も感じたことは、
ハニーセル構造の使いやすさでした
内部のカードや紙幣の視認性が非常に良いハニーセル構造は、初めて使う方でもパッと見ただけで直感的にあつかえます。
そしてデリケートな革であるコードバンと比較して、シラサギレザーは水やキズに強く、コードバンほど
気を使う必要がありません。
日常使いだけなら十分にその機能性と魅力を発揮します。
僕は使用感を調べるため、実際に1か月以上にわたって
シラサギレザー→コードバンの順番でふたつのラウンドファスナーを使用してみました。
それぞれ約一か月半、合計3ヶ月使った後、
以前から使っていたコードバンの普通の長財布に戻したのですが、
正直なところ、長財布に戻した途端に使いにくさを感じてしまいました。
下の画像が10年使い続けているコードバンの長財布です。
ハニーセル構造は付いていません。
機能性だけならハニーセル構造が装備されている
ラウンドファスナーの方が圧倒的に優れています
実体験として3ヶ月以上ハニーセル構造をもつラウンドファスナーを使うと、他の財布がつかいにくく感じてしまうのです。
- 初めて長財布やラウンドファスナーを購入する方
- コードバンにこだわらない方
このような方には、
ハニーセル構造を持ち、リーズナブルな価格など総合バランスが優れたシラサギレザーのラウンドファスナー財布がおすすめなのです。
シラサギレザーのラウンドファスナーが合う人をまとめると、
- 機能性を重視
- 財布の革に気遣いせず気軽に使いたい
- リーズナブルな価格
- カードをよく使う
- 触れるだけ、見るだけで心地よさも感じたい
- Made in Japanにはこだわりたい
- 総合的なバランスが良い財布が欲しい
上記の7つの条件を満たすほど、シラサギレザーのラウンドファスナー長財布は、
持ち主に満足感をもたらします。
コードバンマニアも惚れ込んだシラサギレザー
僕は長い間コードバンだけを観てきましたし、実際に10年以上使い続けてきた生粋のコードバンマニアです。
ですので、革、特に牛革に関しては比較的厳しい見方をしてしまう傾向があります。
あくまで僕個人がコードバンが一番好きなだけで、他の革を否定するわけではありません
ただシラサギレザーについては、正直なところ初めは特に何の印象はありませんでしたが、
使い続けるうちに、コードバンには無い手触りやシラサギレザー独特のアンティーク加工された見た目に惹かれるようになりました。
革の素材はキップレザー(生後半年から2年までの牛革を指します。キメが細かく、手触りも良い上、強靭さを兼ね備えます)といい、革の密度が高いことが特徴です。
ギュッと詰まった感じの品質の良い北欧産を使用していることも、
この財布を持つものとして特別感があり、嬉しく感じました。
下の画像はキプリスのメンズ総合人気ランキングです。
上位をシラサギレザーがほぼ独占している事実が、この革の魅力や品質の良さを物語っています。(キプリス公式サイトより引用)
2023年度年間オンラインショップでの販売ランキングもシラサギレザーが上位を独占
さらに、2023年度の年間オンラインショップでの販売ランキングでは、
1位〜6位までをシラサギレザー関連の製品が独占しています。
メンズも総合もランキング1位がこのシラサギレザーラウンドファスナー長財布なのです
昔から業界や業種を問わず、
よく売れる商品、売れ続ける商品はそれだけお客様の心に満足感を提供している証しなのです。
キプリスが誇るコードバンラウンドファスナー長財布をおすすめする人
ここからは、コードバンのラウンドファスナー長財布をおすすめする人についてお伝えします。
コードバンは他の革には無い唯一無二の魅力で、多くの革好きから高く評価されている最高峰の革です。
コードバンについて詳しい記事はこちら
コードバンはその独特の高級感と使うほどに味わいが増すエイジングが魅力で、
牛革よりも耐久性があり、型崩れしないので生涯の相棒として使い続けることができます。
1つのものを長く使い続けたい方にはコードバンが向いています
シラサギレザーに比べて高額で扱いも少し難しいのですが、
長期にわたって愛用したい方には最適な選択と言えるでしょう。
以下にコードバンのラウンドファスナー財布が向いている方をお伝えします。
- コードバンのケアや気づかいができる
- コードバンの外装でかつ機能性の高いラウンドファスナー財布が欲しい
- シラサギレザーからグレードアップしたい
- 生涯の相棒として長く使い続けられるラウンドファスナー財布がほしい
- すべてにおいて最高峰のラウンドファスナー財布が欲しい
この5つの要素を満たす方ほどコードバンのラウンドファスナー長財布が向いています。
この5つのうち特に大切なのは1.の「コードバンのケアや気づかいができる方」です。
キプリスが採用している新喜皮革の水染コードバンはシラサギレザーよりも、水やキズに弱く、気づかいが必要な革です。
- 水染めコードバンはキズや水にデリケートで、長く美しく使い続けるには気遣いが必要だから
上の画像はキプリスと同じ新喜皮革✖️レーデルオガワのアニリン染め(「アニリン染め」は水染めと同一の意味)のコードバンの原皮を使って行った実験です。
このようにたった5分でブクと呼ばれる水ぶくれができてしまい、ほぼ元には戻りません。
濡れてしまったらできるだけ早く水分を拭き取る必要があります
しかもコードバンのラウンドファスナー財布は非常に高価な革です。
この記事を読んでくださった方がコードバンのラウンドファスナー財布を購入して、
実際に使い始めてから後悔して欲しくないので、正直にお伝えしました。
コードバンは長く使える革ですが、気遣いやメンテナンスが必要な革でもあります
一生涯のパートナーが欲しい人はコードバン
上記の通り、扱いに気づかいが必要なコードバンですが、
それが負担にならない方には、コードバンのラウンドファスナー財布がおすすめです。
コードバンは使えば使うほど渋さと愛着が湧く上、牛革よりもずっとコラーゲン繊維が密になっているため、
型崩れしないで10年以上使い続けることができるからです。
このブログの他の記事でも紹介している2015年に購入した10年目のコードバン長財布がそれを証明しています。
このコードバンはGANZOという日本のGANZOというブランド製です。
しかしコードバン自体はキプリスと同じく、
新喜皮革✖️レーデルオガワのアニリン染めです。
新喜皮革✖️レーデルオガワのコードバンは、世界最高峰のひとつ
と言っても過言ではありません
ただし僕が10年使っているのは長財布で、機能性ではキプリスのハニーセル構造があるラウンドファスナー財布の方が圧倒的に使いやすいです。
カードをよく使う方で、機能的で一生涯使い続けたいと思える財布を探している方は、
このコードバン・ラウンドファスナーをおすすめします。
コードバンの魅力と財布として高い機能が見事に融合しているのが
このラウンドファスナー財布です
【キプリス】ハニーセル構造を持つ2つのラウンドファスナーの比較一覧表
キプリスで売上No.1のシラサギレザーと、革のダイアモンドと呼ばれる最高峰のコードバンのラウンドファスナー財布を表で比較します。
項目 | シラサギレザー | コードバン |
---|---|---|
使いやすさ | ||
エイジング | ||
ツヤ | ||
高級感 | ||
所有感 | ||
耐久性 | ||
視認性・機能性 | ||
リーズナブルな価格 |
- 使いやすさ
- エイジング・ツヤ
- 高級感・所有感
- 耐久性
- 視認性・機能性
- リーズナブルな価格
上記のポイントについてそれぞれ詳しく解説していきます。
1.使いやすさ 日常の使い勝手ならシラサギレザー
日常の使い勝手はシラサギレザーの方が使いやすいと言えます。
先ほどもお伝えしたとおり、もともとコードバンはシラサギレザーよりもキズや水に弱いので、美しい状態を維持したいのであれば日頃の気遣いが必要です。
コードバンは美しい光沢とエイジングによる風合いの変化、きめ細やかな革質が魅力の革製品です。
しかしキズや水に弱く、特に雨天時や荒い使い方をする環境では、コードバン特有の美しさを損ねる可能性があります。
一方、シラサギレザーは日常的な使い勝手においてより気軽に使いたい方に適しています。
この素材は耐久性が高く、キズや水に対してもそれほど気づかいの必要がないため、
日々の使用においては、コードバンより使いやすい革なのです。
シラサギレザーは美しさと使いやすさをうまく融合させた革です
下の動画はシラサギレザーのラウンドファスナー財布に水滴を落として変化を見る(ブクができるかどうか)実験です(申し訳ありません。表示に数秒ほど時間がかかります)
この後15分で実験しましたが、シラサギレザーの表面にまったく変化はありませんでした
このようにシラサギレザーは水に強く、コードバンほど細心の注意を払って扱わなくても、美しさを保ちつつ、
日常にストレスなく使い続けることができます。
ただし、エイジングに関してはあまり期待しない方が良いと考えています。
理由はシラサギレザーは、クロム鞣しの後にタンニン鞣しを行うコンビ鞣しという方法で鞣された革です。
コンビ鞣しは良いとこどりのハイブリッドな鞣し方法ですが、
エイジングについては、タンニン鞣しだけの革のような美しい経年変化は期待しない方が良いでしょう。
シラサギレザーは
コードバンに比べると遥かにエイジングしませんが、より実用的な革です
2.エイジング・ツヤ 美しいエイジングとツヤはコードバンが圧倒
コードバンは革製品の中でも特に高級感があり、エイジングによって深まるツヤや質感が魅力です。
価格に2倍以上の開きがあることもあり、その価値を理解し愛好する人々にとっては、まさに「革のダイヤモンド」と評されるほど。
長い時間をかけて育てる楽しさは格別なものがあります
キプリスに採用されているコードバンは姫路にある新喜皮革が鞣しした後、コードバン専門の染色会社レーデルオガワが染色したもので「水染め」と呼ばれている染色方法が採用されています。
この染色方法はまさに日本製コードバンの王道で、コードバンが持つ自然な風合いを最大限楽しめる革に仕上がっています。
3. 高級感 ・所有感 持ち主が味わえるコードバンが持つ大きな魅力
採用されている革について
すでにお伝えしたとおり、外装のコードバンに使用されているのは新喜皮革✖️レーデルオガワのアニリン染めです(キプリスを含め、一般的には「水染め」といいます)
コードバンの世界では王道中の王道、最強コンビです。
厳密にいうと違いますが、一般的にアニリン染め=水染めと認識していただいて良いと思います
手触り、エイジング、強靭さ、高級感、所有感など、革のダイアモンドと呼ばれるにふさわしい日本製で
かつ最高峰のコードバンです。
次に、内装に使用されている革は、イタリアのトスカーナ地方で丁寧に時間をかけて鞣されたヴァケッタレザーが採用されています。
この革は素晴らしい味わいがあり、西暦800年ごろからの製法でタンニンを使ってじっくりと鞣された素晴らしい革です。
キプリスのコードバン・ラウンドファスナー財布についてさらに知りたい方は、
こちらの記事をご覧ください。
ファスナーについて 高級感をかもし出すYKKの最高級グレードのエクセラを採用
シラサギレザーに採用されているのは一般品のYKK製ファスナー。
一方、コードバンはYKKの最高級グレードのエクセラを採用しています。
最高級グレードというとすべてにおいて優れているのかと思いますが、
正直にお伝えしますと、
エクセラは最高級グレードではありますが、使用感、つまり引き心地は一般品と変わりません。
引き心地が良いということ自体、YKKすべてのファスナーに共通しているデフォルトですので、
エクセラがその部分で差があることはありません。
一般品でも素晴らしい引き心地だからこそ、YKKのファスナーは世界シェアの45%を占有できるのです。
シラサギレザーとコードバンのファスナーを1ヶ月以上使用した時に
何度も弾きましたが、引き心地はまったく同じでした
ただし上の写真でわかると思いますが、エクセラファスナーのエレメント(噛み合う部分)は一本一本が丁寧に研磨されているため、輝きがあり、手触りも非常に滑らかです。
このことから美しさにおいてエクセラは、他とは一線を画すファスナーだといえるでしょう。
4.耐久性 水とキズに気をつければ耐久性はコードバンが勝る
コードバンはシラサギレザーに比べると水に弱く、キズがつきやすいという面を持ち合わせています。
水に濡れた状態で放置すると、水ぶくれともいえる「ブク」が形成され、その美しい外見を損ないます。この水ぶくれは、乾燥させても完全には元に戻らないので注意が必要です。
他の記事でも何度もお伝えして恐縮ですが、
これだけはご注意いただきたいのです
下の画像はキプリスのコードバンと同じ新喜皮革✖️レーデルオガワのアニリン染めの原皮で行った実験の結果です。
2分くらいならまだ大丈夫でしたが、3分を過ぎるとブクができ始めます。
⚠️Horween のシェルコードバンや新喜皮革の無染色のコードバンはずっと短時間でブクができますので、ご注意ください。
5分後だと下のような状態になってしまいますので、水濡れにはくれぐれもご注意ください。
さらにコードバンの表面は繊細であり、アスファルトに落としたり、爪、カバンのファスナーなどで発生する、
細かいキズが目立ちやすいのですが、
水とキズにさえ気をつければ、長期にわたって型崩れせず、その耐久性はシラサギレザーを遥かに上回ります。
10年以上使い続けたい方はコードバンがおすすめです
コードバンのコラーゲン繊維の密度が牛革であるシラサギレザーよりもはるかに高いことが、
型崩れせずに長期間の使用に耐えうる理由です。
コードバンの強靭さは牛革の3倍以上です
日頃の注意と適切なケアによって、これらのリスクからコードバンを守ることができれば、
長年にわたってその美しさと機能性を保つことができます。
キズ自体も使い込むうちに個性として楽しむこともできるのがコードバンの魅力でもあります。
コードバンはともに人生を歩んでくれる相棒です
なお長く使い続けるコードバンを購入する場合は、直営店か公式サイトからの購入をおすすめします。
ラウンドファスナー財布の場合、一番壊れやすい部分はファスナーなので直営店か公式サイトから購入しておけば、
気軽に修理を依頼することができます。
縫製について
縫製については写真の通り、どちらもキプリスクオリティで同等の品質です。
ステッチ(穴の間隔)も変わりありません。
ただ、コードバンの縫製は難しく、
技術の高い職人にしか仕立てることができません
5.視認性・機能性 ほぼ同等
どちらもハニーセル構造を採用しているので視認性・機能性は同じだが、、、
キプリスのラウンドファスナー財布のシラサギレザー、コードバンはどちらもハニーセル構造を採用しているので、
視認性・機能性はほぼ同等。
あえて「ほぼ同等」としたのは、
実際にどちらも使ってみて、正直、シラサギレザーの方が内装がロウ引き加工しているので使いやすかったからです。
コードバンの内装に採用されているヴァケッタレザーはロウ引き加工なしなので、初めは少しキツめになります。
この差が感じられたので『ほぼ同等』と評価しました。
ただ、どちらもハニーセル構造の部分の使いやすさは、ロウ引き加工のあるなし関係なく同じで、
それ以外のカードポケットがシラサギレザーの内装はロウ引き加工されているので使いやすいということです。
ハニーセル以外のカードポケットは構造上タイトになってしまうので、
ロウ引き加工がないヴァケッタレザーはきつめです
しかし、長く使用するとコードバンのカードポケットも当たりがついてきて使いやすくなるし、
シラサギレザーのカードポケットのロウも少しずつ取れてくるので、
1年後くらいには、使いやすさの差はなくなります。
結局使い込んだら、差は無くなります
6.リーズナブルな価格 価格と品質のバランス、色のバリエーションでシラサギレザー
シラサギレザーは、日本製の高品質な素材を用いながらも、一般の消費者が手を出しやすい価格設定を実現しています。
この品質でありながら、33,000円(2024年3月時点)という価格は非常に魅力的です。
これがシラサギレザー最大の強みの一つと言えるでしょう。
品質と機能性を考慮すれば、この価格は大変お得感があります
ただ、シラサギレザーはリーズナブルな価格だけでキプリスで一番売れているわけではありません。
高い品質と機能性を持ち合わせているため、
持ち主に価格以上の価値を感じさせる魅力があるのです。
またシラサギレザーはそのデザイン性にも優れており、販売価格33,000円はこの品質と機能性を考慮すれば、
購入者にとって非常にお得な価格設定と言えます。
シラサギレザーラウンドファスナー財布は多くの支持を得ており、
今後もキプリスの売り上げランキングのトップクラスを維持することが予想されます。
【キプリス】シラサギレザーとコードバンのラウンドファスナー長財布 Q&A
以下にQ&Aで読者さんが疑問に感じそうな質問と回答を作成しました。
本文と重複しますが、ご覧いただければ幸いです。
- 本革のラウンドファスナーの財布を初めて購入します。シラサギレザーとコードバンではどちらがおすすめですか?
-
シラサギレザーをおすすめします。
シラサギレザーは、革としてコードバンよりもずっと使いやすく、価格もリーズナブルだからです。
コードバンは高額で、それなりの気遣いと知識が必要ですので、初めての方にはシラサギレザーをおすすめします。 - シラサギレザー&ハニーセル長財布はキプリスの年間ランキングで1位ですが、なぜそんなに人気があるのですか?
-
僕の推測ですが、品質と価格のバランスが高い次元でバランスが取れているからと思います。
シラサギレザー&ハニーセル長財布は昨今の眼が高いお客様や、僕のようなコードバンマニアも唸らせる魅力があるからだと思います。
実際に使ってみて「こんなに使いやすい財布は初めて」という印象を持ちました。特にカードをよく使う方ほど、使いやすさを感じると思います。 - シラサギレザーとコードバンのラウンドファスナーは財布としてはどちらが使いやすいですか?
-
シラサギレザーの方が使いやすいです。
どちらも1ヶ月以上使ってみましたが財布としての使いやすさ、機能性だけならシラサギレザーの方が優れています。 - では、コードバンのラウンドファスナー財布が向いている人を教えてください。
-
初めての方や機能性だけを求める方には、高い次元でバランスの良いシラサギレザーをおすすめしますが、
それ以外の要素を求める場合は変わってきます。
その要素とは、使いやすさ以外の要素とは?- エイジングを楽しみたい人
- 更に高級感のある革を求める人
- ツヤのある財布が欲しい人
- 10年以上使い続けたい人
- 所有感を持ちたい人
- 他の人と違う財布を持ちたい人
キプリスのコードバン・ラウンドファスナー財布は、外装が世界最高峰と言っても過言ではない、
新喜皮革✖️レーデルオガワのアニリン染めで、手入れをしながら使えば10年は使えます。
実際、僕のコードバン長財布は10年目に入りますが、まだまだ現役です。そして、内装は色気のある深い飴色にエイジングするイタリア製のヴァケッタレザーを採用しています。
内装も外装も美しいエイジングが最大の魅力です。
まとめ
本記事ではキプリス製ハニーセル長財布の二つの素材、シラサギレザーとコードバンに関して徹底的に比較し、
それぞれの目的に合わせた選び方を提案しました。
同じ構造のラウンドファスナー財布ですが、魅力がまったく異なります
シラサギレザーのラウンドファスナーはリーズナブルな価格で、耐久性と美しさを併せ持つ、
素晴らしいの財布です。
一方、コードバンのラウンドファスナー財布は高級感、所有感とエイジングの美しさが特徴で、
長年にわたり使用を楽しみたい方で、機能に優れたコードバン財布をお探しの方におすすめです。
それぞれ1ヶ月以上の使用実験が終わり、ラウンドファスナー財布から長財布に戻したのですが、
ハニーセル構造のラウンドファスナー財布に慣れてしまうと、長財布が使いにくく感じほど機能性に差があります。
ハニーセル構造のラウンドファスナー財布は機能性では、
長財布を圧倒します
キプリスのハニーセル構造を持つラウンドファスナー財布は、使い心地も良く、機能性も高いため、
購入する方の目的をじっくりと見極めてから選んでいただければと思っています。
選ぶ際はそれぞれの素材が持つ魅力を理解し、個人の使い方や好みや予算に合わせて選択することが大切です。
さらに深堀りしたい方は、それぞれ個別の過去記事を参考にしていただければ嬉しく思います。
キプリスの製品はどれも高い品質を誇りますが、素材によってもたらされる魅力やメリットが異なるため、
比較をしっかりと行うことで、あなたに最適な財布を見つけられると思っています。