あなたは「名刺入れはコードバンが欲しいけど、リーズナブルで品質が良いのが欲しいな」と思ったことはありませんか?
もしあなたがコスパが良くて高品質なコードバンの名刺入れが欲しいのなら、数ある日本の革小物ブランドの中でもキプリスのコードバン&シラサギレザーが最良の選択です。
コードバン&シラサギレザー名刺入れはキプリスのメンズ総合人気ランキングで5位に輝き、しかも
キプリスのコードバン製品ではランキング1位を獲得しています。
これほど支持される理由は何か。
今回僕は実際にこのキプリスのコードバン&シラサギレザー名刺入れを購入し徹底的に検証してみました。
この記事では、高品質でありながらコストパフォーマンス最強といわれるキプリスから販売されている
コードバン&シラサギレザーの名刺入れが持つ魅力を徹底検証します。
革好きの心を捉え、所有感を満足させる美しいキプリスのコードバン&シラサギレザー名刺入れ。
この名刺入れはビジネスであたなをサポートするだけでなく、日々触れることであなたの心も癒してくれるでしょう。
コードバン&シラサギレザー名刺入れが選ばれる4つの理由
コードバン&シラサギレザーは、キプリス全体のメンズ総合人気ランキングで5位、
名刺入れ部門では、他の革素材より2倍の価格にも関わらずコードバン&シラサギレザー1位にランキングされいます。(2024年4月現在)
そして、過去も現在も1位を含め上位にランキングの常連の人気です。
- 数あるコードバンの名刺入れで最強のコストパフォーマンス
- どこで、誰れの前に出しても安心のデザインと優れた機能性
- 外装、内装ともに高品質な革を採用
- キプリスが誇る職人の高品質な仕立て
それでは、このコードバン&シラサギレザーが選ばれる4つの理由を深掘りしていきます。
1.数あるコードバンの名刺入れで最強のコストパフォーマンス
キプリス製は4,000円〜5,000円ほどリーズナブル
名刺入れを選ぶ際、コストパフォーマンスを重視する方は、
品質や信用、信頼が高いキプリス製の名刺入れがお勧めです。
キプリス製の名刺入れは、外装に新喜皮革✖レーデルオガワのアニリン染めのコードバン、内装にキプリスのオリジナルレザーのシラサギレザーを採用しています。
新喜皮革が鞣し、レーデルオガワが染色していれば最高峰の国産コードバンといえるでしょう
さらに、24,200円という価格は、他のブランドの高品質な名刺入れと比較しても4,000円〜5,000円ほどリーズナブルなので、コストパフォーマンスは最強でありつつ、品質や信頼もあるブランドがキプリスなのです。
今回ご紹介するコードバン&シラサギレザーはキプリスの強みが結集された名刺入れですが、
表で他ブランドと価格を比べてみました。
商品名 | 税込価格 | メーカー | 外装 | 内装 |
24,200円 | キプリス | アニリン染めコードバン | シラサギレザー | |
コードバン 通しマチ 名刺入れ | 29,700円 | GANZO | アニリン染めコードバン | 国産牛ヌメ革 |
マイスターコードバン・ブレイズ | 28,500円 | ココマイスター | アニリン染めコードバン | マルティーニ (イタリア製) |
上の価格表のとおり、キプリスのコードバン&シラサギレザーは群を抜いて低価格ですが、
名刺入れとしては他のブランドに勝るとも劣らない高品質な素材で仕立てられています。
特に外装に使用されるコードバンは
GANZOやココマイスターと同じ新喜皮革とレーデルオガワによって鞣し、
染色された水染めコードバンです。
税込価格24,200円(2024年4月現在)という、コードバンの名刺入れとしてはリーズナブルな価格でこの高品質。
長く愛用することを考えればコスパが最強の名刺入れです。
キプリスの製品がコスパ最強、リーズナブルで高品質な理由についてはこちらの記事をご覧ください。
2.どこで、だれの前にだしても安心のデザインと優れた機能性
コードバン&シラサギレザーのデザインは、名刺入れとして基本的なデザインですので、
どこで誰の前に出しても安心感がある名刺入れです。
色はネイビー×ダークブラウン、またはブラック×ネイビーがおすすめ
色に関してはネイビー×ダークブラウンとブラック×ネイビーがおすすめです。
派手な色は先方が違和感を感じてしまうことがあるからです。
特にキプリスのコードバン&シラサギレザーの中で、
ブラック×レッドに関しては、業界や人によっては違和感を感じてしまう可能性があります。
しかし、ネイビー×ダークブラウンは外装、内装ともに落ち着いた色であることから、
得意先に違和感を与えることはありません。
名刺入れの色は業界や人によって感じ方が違いますので、
無難な色をお勧めします
実際に名刺を入れて機能性を検証してみた
キプリスの名刺入れは、無難で安心なデザインだけでなく、実用性にも優れている点にあります。
名刺が30枚以上収納できる通しマチを採用していることにより、50枚までなら名刺を傷つけることなく、
保管することができます。
一般的に名刺の収納量として、50枚あれば十分だと言えるでしょう。
キズついたり、角が取れている名刺を渡すことは失礼になりますので、
名刺の保管には注意が必要です
また、ポケットが3つあり、取引先の名刺を分けて一時的に保管することができます。
実際に20枚、30枚、50枚の名刺を入れて検証してみましたので、参考にしてください。
①20枚入れた状態
20枚はかなり余裕があります。
①30枚入れた状態
30枚もまだかなり余裕があります。
①50枚入れた状態
50枚でも問題なく収納できます。新品なので押し込むような感じになっていますが、
使い込むことで解決します。
通しマチなので50枚でも十分な収納性がありますが、
どのブランドでも50枚以上は名刺を傷つける可能性が出てきます
このキプリスのコードバン&シラサギレザーの名刺入れは、通しマチなのであと10枚くらい収納できますが、
これ以上入れると名刺の角を傷つけてしまう可能性がありますので、50枚くらいまでが無難ですし、
50枚収納できれば実務上、十分な機能です。
3.外装、内装ともに高品質な革を採用
外装は新喜皮革✖️レーデルオガワのアニリン染めのコードバン
この名刺入れに採用されているコードバンは新喜皮革で鞣し、レーデルオガワが染色を手掛けたアニリン染めで、
美しさと存在感を併せ持っています。
世界有数の鞣し会社である兵庫県姫路市にある新喜皮革が10ヶ月以上かけて丹念に仕上げた後、
千葉県柏市にあるコードバン専門染色会社レーデルオガワの特別な染色技術で仕上げます。
新喜皮革は世界有数のコードバンの鞣し会社で、コードバンに関するあらゆる製品を作り続けています
レーデルオガワはコードバン専門で、コードバンが持つ本来の輝きを提供することを信条とする会社です
レーデルオガワが染色したコードバンの魅力は
「吸い込まれるような透明感」です。
そして使い込むほどに深みを増し、持ち主の個性がそのコードバンのエイジングを作り上げます。
【関連記事】日本のコードバン文化はレーデルオガワ抜きでは語れない
レーデルオガワのアニリン染めコードバンの魅力は、透明感と張りのある仕上がりで知られています。
メノウという宝石を使ったグレージング加工を施した後、
他社はガラス棒を使いますが、レーデルオガワは強めに圧をかけるので、ガラス棒だと割れてしまうためメノウを使用しています
特別なアニリン染料を使用して染め上げることで、コードバン本来のツヤを最大限に引き出す染色を行います。
下の動画はレーデルオガワの工場でグレージング加工の様子です。
どんどんツヤが出てきていることがわかります
(音声が出ますのでご注意ください)
この工程によって、コードバン本来の輝きを引き出します。
そして最終的に特殊な染料を使ったアニリン染めにより仕上げられたレーデルオガワのコードバンは、
その自然な輝きと質感で多くの人を魅了しているのです。
コードバンの魅力にハマった僕は、15個ほど所有し常に4〜5個をポケットや鞄に入れて持ち歩いてます
内装はキプリスが開発したオリジナルのシラサギレザーを採用
内装のシラサギレザーはキプリスが開発した美しくて汎用性※(ハンヨウセイ)が高い皮革です。
※汎用性 1つの用途以外に多くのことに使えたり、対応できる性質のこと
- 北欧の高品質なキップレザーを姫路で鞣した国産牛革
- イタリア製の薬品を使い、日本の職人が染色した一つとして同じ柄がない美しいアンティーク加工
- コードバンに比べて水やキズに強い
- 美しさや高い汎用性がありながらリーズナブルな価格
シラサギレザーは高品質な北欧のキップスキンを採用し、姫路市でコンビ鞣しされているキプリスを代表する皮革
です。
コンビ鞣しについて詳しくはこちら
姫路で製造されているため、日本で初の世界文化遺産で、
国宝でもある姫路城の別名「白鷺城」から名付けられたこの皮革は、タンニンとクロムのコンビ鞣しで、
繊維を細かく詰めつつ、イタリア製の薬品を使ったナチュラルなアンティーク加工が特徴です。
僕はコードバン専門ですが、シラサギレザーが大好きで、
シラサギレザーの革小物を4つ所有しています
シラサギレザーの僕のコレクションの一部とキプリス直営店でも動画を撮影させていただきましたので、
ご覧ください。
ご覧のように自然な風合いや特徴を活かして職人さんが染めた革を使っていますので、一つとして同じ柄がありません。
シラサギレザーはコンビ鞣しなので、タンニンでも鞣されているため、控えめながら経年変化による風合いを楽しむことができます。
使い込むほどに徐々に色が深くなり、シワやトラなど、エイジングが強調されていきますが、
クロム鞣しもされているため、タンニン鞣し革のみで鞣された革に比べてエイジングは控えめになります。
クロム鞣しもされているため、タンニン鞣しだけの革ほどはエイジングはしません
僕が所有するコードバン&シラサギレザー名刺入れのシラサギレザーは、
ダークブラウンで落ち着いた雰囲気を味わえます。
コードバン専門の僕もシラサギレザーの美しさや高い汎用性に、
非常に魅力を感じています
4.キプリスが誇る職人の高品質な仕立て
キプリスは日本国内外でその名を知られているブランドであり、
キプリス独自の工房には、卓越した技術を持つ職人たちが在籍してますが、
日本国内でも特に技術が高いとされる21人の一級職人のうち、8人が所属しています。
忖度なし! キプリスのコードバン&シラサギレザー名刺入れのデメリット
キプリスの名刺入れでコードバン&シラサギレザーのデメリットについてお伝えします。
- コードバンとしてはリーズナブルだが他の革素材よりは高額
- 水やキズに弱いのである程度の注意が必要
- GANZOの名刺入れに比べると若干大きめ
- 内装のシラサギレザーはあまりエイジングしない
- コストカットのために内装のポケットの一部が合成皮革
1.コードバンとしてはリーズナブルだが他の革素材よりも高額
キプリスのコードバン&シラサギレザー名刺入れは、コードバンとしてはリーズナブルですが、
他の革素材よりは高額になってしまいます。
その理由をざっくりとお伝えします。
- 大型食用馬のお尻からしか採取できない
- 大型食用馬であっても、必ずしも革製品にできる品質の良いコードバンが採取できるわけではない
- 加工できる鞣し会社が非常に少ない
- 牛革に比べて鞣しに時間が6倍〜10倍かかる
- 需要が拡大している
- 円安の影響
しかも、コードバンは年々価格が上昇していて、今後もその傾向は変わりません。
今年中(2024年)にも値上がりが発生する可能性もあります。
詳しくは下記の記事をご覧になってみてください。
コードバンが年々価格上昇する理由は?
2018年前後からではすでに30%以上価格が上昇しています
2.水やキズに弱いのである程度の注意が必要
コードバンは水やキズに弱いのである程度の注意が必要な革です。
コラーゲン繊維が牛革よりも密になっているので、革自体の強靭さは牛革より遥かに強いのですが、
繊維の並び方の影響で、水を吸いやすく、吸うと下の画像のようなブク呼ばれる水ぶくれになりますし、キズにも弱いデメリットがあります。
ただし、高額でデリケートでありながらもコードバンは非常に人気の高い革です。
それはコードバンがそれを補ってあまりある良さを持っているからです。
10年以上コードバンの長財布を使っている経験から言えることは、
水には注意が必要ですが、キズに関してはある程度許容しながら、それも一緒に人生を歩んできた証しと捉えることが必要だと思います。
僕の場合ですが、ブクの発生には非常に注意してますが、小さいキズは味として捉えています
僕自身、いまだにキズが付くと一時的に精神的に凹みますが、数日後には許容しているようになっていますし、
コードバンを所有するということはその繰り返しだと思っています。
3.GANZOの名刺入れに比べると若干大きめ
キプリスの名刺入れは、GANZOに比べると若干大きめになっています。
確かに手に取ってみると、少し大きいかなと感じるところはあります。
今回はデメリットとして記載しましたが、
実際のところ名刺入れとしての機能に影響するようなデメリットではありません。
僕は逆にコードバンの面積が大きくなるので、得したような気がしてます
4.内装のシラサギレザーはあまりエイジングしない
内装のシラサギレザーはあまりエイジングしません。
これはコンビ鞣しというハイブリッドな鞣し方法を採用しているためです。
一般的にコンビ鞣しはクロム鞣し→タンニン鞣しの順で行われ、それぞれの良いとこどりの鞣し方法です
クロム鞣しの効果により、タンニン鞣し革よりもキズやシミ、色あせに強く、耐久性に優れていて、
さらにタンニン鞣しの効果で、経年変化による味わい深い風合いを楽しむことができますが、
タンニン鞣しのみの皮革ほどのエイジングはしません。
実際のところ、シラサギレザーのラウンドファスナー財布を半年以上使用したり、
触れたりしてますがほぼ変化がありません。
検証期間が6ヶ月なので少し短いので、精度は低く、これからの変化を注目したいです
左の画像は、購入直後から検証実験をするために、カードや現金が入っていて少し膨らんでますが、
色味自体は半年が過ぎてもほぼ変化がありません。
コンビ鞣しは、いいとこ取りではありますが、
クロム鞣しとタンニン鞣しの各々のメリットを超えることはありませんし、二つの鞣しを行うため、時間と手間がかかりますが、
二つの鞣し方法のメリットを活かした、汎用性の高い革に仕上がります。
5.コストカットのために内装のポケットの一部が合成皮革
キプリスの製品はコストカットのため、内装のポケットの一部が合成皮革やレーヨンを採用している場合があります。
コードバン&シラサギレザーの名刺入れも、
リーズナブルな価格を維持するために、見えない部分に合成皮革を使用しています。
生産コストを下げるために本革でなく、
合成皮革を使用することは仕方ない部分だと思っています
合成皮革は本革には及びませんが、耐久性や見た目も良く、コストカットには良い素材です。
キプリスのコードバン&シラサギレザー名刺入れの口コミは?
コードバン&シラサギレザー名刺入れの口コミについて、キプリス公式サイトやネットで検索してみました。
キプリス公式サイトの口コミ
キプリス公式サイトの口コミをお伝えします。
ご承知の通り、どのブランドも公式サイトでは良い口コミが圧倒的に多くを占めるため、
あくまで参考程度にしてください。
総合評価としては4.85でかなりの高評価です。
僕もほぼ同じような評価を持っていますが、
その理由としては、
- 新喜皮革✖️レーデルオガワの黄金コンビでこのリーズナブルな価格
- 日本の他ブランドと同等クラスのコードバンを使用している
- 名刺入れの機能性を十分に保有
- コードバンとシラサギレザーのコンビネーションが好印象
- 外装のネイビーが本当に美しい
- 公式サイトでの対応が良い
が考えられます。
僕個人の星評価は4.5です。
星5つでない理由は、名刺を出し入れしやすいようにポケット形状にひと工夫欲しかったから。
GANZOのようなアオリポケットがあればもっと使いやすいのでは?と感じました。
次にキプリス公式サイトからの投稿をご覧ください。
全部で41個の投稿がありましたが、箇条書きでまとめると、
- 長く使えそうな質感と外側の光沢、内側の色合いに大満足
- プレゼントとして非常に喜ばれた
- 素早い発送で助かったとの感想多数
- 商品が写真どおりで美しく、レビュー記入でお手入れ用クリームがもらえるサービスがあった
- 質感やデザインが良く、大事に使いたいと思うとの声
- 慣れるまで開閉部が少し浮いているが、使ううちに慣れると思う
- コードバンの品質とブラック×ネイビーのバイカラーが特に好評
- シンプルで高品質な商品が多くのプレゼントに適している
- コードバン使用の造りがしっかりしていて、開閉が美しくできる点が高評価
- レビュー後も長く愛用されていることが強調されている
どの投稿もほぼ高評価でした。
ただし、
「閉じても少し浮いているのが気になる」との投稿がありましたが、
これは新品の革の名刺入れならではの現象ですので、使い込むうちに閉まるようになります。
大切な人へのプレゼントという投稿の多いことが印象的でしたが、
それだけこの名刺入れへの信頼があるということです
大手ECサイトのカスタマーレビュー
大手ECサイトでの評価を以下にまとめました。
5段階評価 | 投稿件数 | |
Amazon | 5 | 5 |
楽天市場 | 4.77 | 53 |
Yahoo!ショッピング | 4.92 | 71 |
上記の通り、おおむね高い評価でした。
評価の低いレビューについて
- シラサギレザーの色合いが写真と異なり、実物はもっと青みが強かったという意見があった
- シラサギレザーの色ムラが気になる
- 名刺入れが硬く、名刺の出し入れがしにくい
- マチが狭いので、名刺がたくさん入らない
- コードバンが薄く、すぐに傷がついてしまう
- 値段が高いわりに、質が期待ほどではない
上記の評価が低いレビューについて、僕の考えをお伝えします。
1.シラサギレザーの色合いが写真と異なり、実際はもっと青みが強いという意見があった
このレビューは、内装がネイビーのシラサギレザーについての意見ですが、
上の二つの写真は、僕が所有するコードバン&シラサギレザー名刺入れです。
外装がネイビーのコードバンで、写真の色味は違いますが同一の名刺入れです。
所有者の僕も以前からネイビーという色は環境による色の変化が大きいな
と感じていました
どんな革で、どんな色であっても、公式サイトの写真だけでは実際の色味(イロミ 色合いや色加減のこと)を完全に把握することは難しいのです。
特にネイビーは、光の当たり具合によってこれだけの違いが出てしまいますので、
直営店で現物を自分の目で確認するなりの注意が必要です。
皮革だけでなく、濃いめのネイビーは黒や濃い茶色よりも光による色味の変化が大きいです
2.シラサギレザーの色ムラが気になる
この色ムラこそがシラサギレザーの魅力のひとつで、部位によって異なる皮質や繊維の密度、毛穴などが原因で発生します。
そのため、同じシラサギレザーでも全く同じ模様のものは存在しないのです。
これは好みによるところが大きいのですが、
この色ムラが気になる方はシラサギレザーは避ける方が良いでしょう。
上の写真で分かるように、明るい色味のシラサギレザーほど色ムラが目立ちます
3.名刺入れが硬く、名刺の出し入れがしにくい
名刺入れが固いというレビューがありましたが、上の動画をご覧ください。
今回はあえて臨場感を出すために音声もそのままにしています。
この通り、キプリスのコードバン&シラサギレザー名刺入れは非常に柔軟性があります。
名刺の出し入れがしにくいとのレビューもありました。
これも上の動画の通り、特に出し入れしずらいことはありませんし、特に出す時は上の画像の青丸のポケット形状により、非常に出しやすい構造になっています。
このポケット形状は工夫が凝らされていて、非常に使いやすいです
4.マチが狭いので、名刺がたくさん入らない
この動画のとおり、コードバン&シラサギレザー名刺入れには50枚の名刺を余裕を持って入れることができます。
一般的に50枚入れば十分な収納力です。
5.コードバンが薄く、すぐに傷がついてしまう
「コードバンが薄く、すぐにキズがついてしまう」とのレビューがありましたが、失礼ながらその方はコードバンについての知識や常識をあまりご存知ないと考えます。
コードバンは約1mm〜2mmの厚さしかないので、その事実を知らない方からすると、
薄い印象があるのは仕方ないことでしょう。
キズに関しても、コードバンはキズに弱いものなのです。
どのタンナーで鞣したコードバンであっても、
薄く、キズがつきやすいものなのです
6.値段が高いわりに、質が期待ほどではない
この美しく、高品質なネイビーのコードバンをご覧ください。
僕にとって新喜皮革✖️レーデルオガワのアニリン染めは世界最高峰のコードバンという想いがあります。
ただ、あらゆる評価の基準は人それぞれですので、
このコードバン美しいとは感じないし、品質もイマイチと感じる方もおられるでしょう。
しかし、このコードバンは新喜皮革✖️レーデルオガワのアニリン染めという世界最高峰のコードバンなので、
これと同等の高品質なコードバンは、趣(おもむき 風情、情緒、味わい深さなどを総合的に指すこと)が違いますが、ホーウィン社のシェルコードバンしかありません。
ホーウィン社のシェルコードバンは、
仕上げが野生味と個性があり、日本製とは違う魅力のコードバンです
ですので、実質的に国産コードバンでこれ以上の品質は存在しないと言っても過言ではありません。
キプリスのコードバン&シラサギレザー名刺入れをおすすめする人とは?
キプリスのコードバン&シラサギレザー名刺入れをおすすめする人についてお伝えします。
- 高品質なコードバンの名刺入れがほしい人
- コスパが良い名刺入れが欲しい人
- ブランドより品質にこだわる人
- 長く使える名刺入れがほしい人
日本製の品質にこだわり、長く使いたいと願うビジネスパーソンに、キプリスのコードバン&シラサギレザー名刺入れは最適です。
その中でも、僕はこのネイビー&ダークブラウンの名刺入れをおすすめします。
上と下の動画のネイビーのコードバン&シラサギレザー名刺入れは同じものですが、
上記の通りネイビーは光の当たり具合で変化が大きく、それぞれ別の場所で撮影したため色が違って見えます。
ネイビーはそれが魅力のひとつでもあります
外装、内装ともに名刺入れの基本をおさえた落ち着いた色のネイビーとダークブラウンが採用されていますし、
特に外装のネイビーのコードバンの美しさは特筆するものがあるからです。
1、高品質なコードバンの名刺入れがほしい人
高品質なコードバンの名刺入れがほしい人には、この記事で紹介したコードバン&シラサギレザーはその期待に応えてくれる名刺入れになるでしょう。
コードバン&シラサギレザーは、キプリスのコードバン名刺入れのシリーズの中で一番販売数が多く、総合的に最もバランスが良い名刺入れです。
とくに僕が所有する、外装がネイビーのコードバンで内装がダークブラウンのシラサギレザーは、
名刺入れとしても安心の色味であり、所有する喜びも感じることができますので、おすすめのアイテムです。
外装は新喜皮革が10ヶ月以上の時間をかけて鞣したコードバンをレーデルオガワが染色した最高のコードバン、
内装はキプリスが独自に開発したシラサギレザーという、それぞれ別の魅力を持つ高品質な皮革で構成されています。
シラサギレザーの特徴は、すでにお伝えしている通りで、コードバン専門の僕も魅力を感じる優れた革です。
コードバン&シラサギレザーの名刺入れは、見た目、質感ともに
すばらしく、所有する喜びを感じます
2、コスパが良い名刺入れが欲しい人
コスパが良い名刺入れが欲しい人には、キプリス製がもっともおすすめです。
Made in Japan、高品質でありながら他ブランドよりもリーズナブルでコストパフォーマンスが良いことが、
キプリスが持つ最強の強みです。
同クラスの他ブランドより4,000円〜5,000円ほどリーズナブル
キプリス製の名刺入れは、他のブランドと同じ新喜皮革✖レーデルオガワのアニリン染めのコードバンを使用しており、24,200円という価格は、他と比較しても4,000円〜5,000円ほどリーズナブルです。
外装がコードバンでかつ、この高品質の名刺入れが手に入れることができるのはキプリスだけでしょう。
名刺入れの選び方でコストパフォーマンスを最も重視するならば、キプリスの製品がもっとも適しています。
さらにこの製品は、そのリーズナブルな価格だけでなく、丁寧な縫製と耐久性や上質な手触りも魅力の一つで、
ビジネスシーンでの第一印象を左右する名刺交換時に、高級感ある名刺入れを使用することで、より一層の信頼感を与えることができます。
3、ブランドより品質にこだわる人
近年は多くの人々がブランドより品質にこだわる人が多くなってきています。
ビジネスの現場で使われるため、実用性と信頼感が求められる名刺入れの場合は、
特にシンプルで上質なものが好まれるのがこの数年の傾向です。
僕自身が薬局の管理者として、20年以上名刺をいただく立場だったのですが、
シンプルでおちついた名刺入れに好印象をもっていました。
海外のハイブランドは逆効果になってしまう可能性があります
名刺入れはブランド力よりも、信頼感が最も求められているもの。
ブランドに流されず、実用性と品質で名刺入れを選びたい人にとって、
コードバン&シラサギレザーの名刺入れは、賢明な選択と言えるでしょう。
4、長く使える名刺入れがほしい人
長く使える名刺入れが欲しい人は、コードバンが絶対におすすめです。
理由としては、コードバンと牛革はコラーゲン繊維の構成や密度が違うため耐久性に圧倒的な差が出ます。
僕の10年目のコードバンは長財布ですが、全く型崩れせず、まだまだ現役です。
ただし、
同じコードバンでも顔料染め(塗料染め)は水やキズに強いものの、時間とともに劣化してきますので、美しいエイジングを求める方にはおすすめしません。
長く使えて、味のある名刺入れが欲しい人は、
- タンニン鞣しされたコードバンであること
- 顔料染め(塗料染め)は避けること
上記の2つを考慮してコードバンの名刺入れを選んでください。
キプリスのコードバン&シラサギレザー名刺入れ Q&A
- キプリスの名刺入れコードバン&シラサギレザーは他ブランドよりも4,000円〜5,000円ほどリーズナブルですが、品質が落ちるのでしょうか?
-
品質が落ちるということはありません。ただし、コスパを良くするために、グロスメリット(大量仕入れ、大量生産)や、内装に国産のシラサギレザーを使用したり、裏地に合成皮革を採用するなど、各所に工夫が凝らされています。
- 内装のシラサギレザーはエイジングしますか?
-
はい。ただし、ゆっくりと、しかも大きな変化なくエイジングします。
シラサギレザーはコンビ鞣し(クロム鞣しと植物鞣しの技術を組み合わせた方法)によって処理されていて、耐久性と柔軟性のバランスが良く、独特の風合いを持っていて、使用するにつれてエイジングはします。
エイジングにより、色合いに深みが増したり、艶が出たり、手に馴染んでいくことで独特の味わいが生まれます。
ただし、コンビ鞣しの特性上、エイジングはタンニン鞣し単独の現れ方と同じではなく、味わいを感じるほどの大きな変化はありません。「味わい」の感じ方は人それぞれですが、シラサギレザーのコンビ鞣しの味わいが、タンニン鞣しの革を超えることはありません
逆にタンニン鞣しよりも強靭ですが、クロム鞣しより劣ります。つまり、コンビ鞣しであるシラサギレザーは2つの鞣し方法が持つそれぞれの良さを超えることはありません。
- 名刺入れのおすすめの色は何色ですか?
-
名刺入れはビジネスシーンで使うものですので、あまり趣味性は強調しない方が無難ですので、外装、内装とも黒、ダークブラウン、ネービーがおすすめです。
キプリスにも内装が赤やワインレッドの名刺入れもありますが、おすすめしません。ただし、デザイン、ファッションなど、業界によっては問題ない場合もあります。
- 内装のシラサギレザーは日本製ですか?
-
はい、シラサギレザーはキプリスと兵庫県姫路市の鞣し会社が共同開発したオリジナルレザーです。
原皮は北欧から輸入したキップレザーですが、姫路市で鞣され、染色された皮革ですので日本製です。
まとめ
この記事では、キプリスのコードバン&シラサギレザー名刺入れについて詳細な検証を行いました。
名刺入れは他の革小物と違い、ビジネスシーンで頻繁に使用されるアイテムであるため、見た目が大切であり、かつ、耐久性も非常に重要です。
他の革小物とは違い、名刺入れだけはビジネスで使うアイテムですので、優先順位は実用性が趣味性を圧倒的に上回ります
キプリスの製品はMade in Japan、高品質でありながらリーズナブルな価格で知られていますが、
このネイビーのコードバン名刺入れも実際に購入し、見て、触れて、使って、詳細に分析してみて、
他ブランドよりも4,000円〜5,000円ほどリーズナブルながら大満足の品質でした。
この名刺入れは、デザインの美しさと機能性、コードバンゆえの耐久性、そしてリーズナブルな価格を兼ね備えているため、キプリスのコードバン製品で1位、全品目メンズランキング5位になる程、多くのビジネスマンに選ばれています。
もし、あなたがリーズナブルで高品質なコードバンの名刺入れをお探しなら、
品質、価格、アフターサービスなど高い次元でバランスが取れているキプリスのコードバン&シラサギレザーの名刺入れをおすすめします。