2023年11月3日(金)~ 2023年11月4日(土)まで「コードバンの聖地」新喜皮革で『レザーフェスティバル2023』が開催されました。
10年以上開催されているコードバンや革好きのためのイベントです。
今回初めてこのイベントに参加させていただき、世界のコードバン2大タンナーのひとつである新喜皮革の工場見学を経験することができました。
この記事はコードバンの工場見学をメインに、レザーフェスティバルの様子を伝える記事内容になっています。
コードバンの鞣しは、まさに職人の芸術であり、
工場見学の時に配布される新喜皮革のオフィシャルハンドブックよるとその工程は24にも渡り、
牛革に比べて本当に手間、時間、設備、技術が必要なのです。
今回工場見学をしながら新喜皮革の本物の職人の方々と直接触れ合うこともでき、
コードバンという素晴らしい革を生み出しているのかを知ることができました。
新喜皮革のコードバン製品は世界最高の品質であり、使い込むほどに味わい深くなる至高の逸品です。
9年目になる僕の新喜皮革製のコードバン長財布がそれを教えてくれています。
新品の質感は下の公式HPの画像の通りでした。
固くマットな感じのコードバンの長財布が、時間と共にこのような
ツヤと柔らかさを持つ長財布にエイジングします。
使い続けることで得られる風合いや所有感を与えてくれる「革のダイヤモンド」と呼ばれるコードバン。
この美しい革を丹精込めて日々作り続けているのが、
今回訪問させていただいた兵庫県姫路市にある新喜皮革です。
この記事では1年に1回だけの
新喜皮革が主催する『レザーフェスティバル2023』でのメインイベントのコードバンの工場見学体験、フェスティバルの様子をお伝えします。
⭐️僕が現場で撮影した画像、動画では不足する部分は新喜皮革の公式youtube動画から引用させていただいてます。
【レザーフェスティバル2023】新喜皮革主催の革好きのためのイベント
レザーフェスティバルとは
レザーフェスティバルとは馬革専門鞣し会社の新喜皮革が主催する革関係の催しです。
毎年行われており開催時期は7月〜11月と年によって変更されます。
2023年度のレザーフェスティバルは11月3日(金)と4日(土)の二日間でした。
会場は10時からのスタートですが、工場見学は11時からとなっていました。
※開催年によって変わることがありますので、ご注意ください。
- 新喜皮革の職人さんの案内によるコードバンの工場見学
- 多くの革関係会社がブースを出店
- コードバンだけでなく、牛革の原皮も格安で販売
- 革小物のアウトレット商品の販売
- レザークラフトの体験
- 芸人さんによる演芸やトークショー
- 会場外には屋台も出店
2023年のレザーフェスティバルの雰囲気は「木の博物館 銘木堂」様のyoutube動画でわかりますので、リンクさせていただきます。
2023年はレーデルオガワも初参加!
今年は日本最高峰のコードバン染色専門会社レーデルオガワも初参加されてました。
レーデルオガワについては過去記事に詳しく書きましたのでご覧ください。
レーデルオガワの詳しい記事を見てみる
レーデルオガワの専務のHIDEKIさんはyoutubeでコードバンについて発信されています。
コードバンの情報なら
HIDEKIさんの動画が最も体系的に深掘りされていて、僕もコードバンの知識はHIDEKIさんの動画から学びましたので、僕のコードバンの師匠のような方です。
非常に気さくで感じの良い方で、楽しくお話させていただきました。
レーデルオガワはコードバンの染色専門の会社でしたが、2022年ごろからオリジナルブランドのUNIQUEONを展開されています。
ブランドコンセプトは「ユーザーの人生を良い方向へ変化させる「小さなきっかけ」を提供する事」。
UNIQUEON製品を会場で見て、触れて、感じてましたが、そこはレーデルオガワ製。
お家芸の染色はもちろん、縫製、コバなども一切の妥協がなく、非常に高品質なコードバン財布でした。
レーデルオガワのブランドUNIQUEONを見てみる
レザーフェスティバルのメインイベントは現役職人さんが案内する工場見学
職人さんが解説する工場見学は革好きの方にはぜひ参加していただきたいイベントです。
全工程で50分前後です。
コードバンの工場が見学できて、しかも新喜皮革製コードバンで作ったコースターのお土産付き!!
レザーフェスティバルは毎年開催されていますが、工場見学は予約が必要で定員に達した時点で受付終了となりますので、早めの予約が必要です。
2023年度は昨年度の定員数20人を30人に増やして開催されましたが特に混雑、混乱することはなく「工場見学するほどの皮好きの方々はマナーも良いなあ」と思ってしまいました。
※工場見学ツアーの最後に案内してくださったタカヒロさんが「SNSなどで拡散してください。」とおっしゃってたので、以下の画像は僕が工場で撮影した画像と新喜皮革のHPからの画像をミックスしていますのでご了承ください。
工場見学の参加特典
工場見学にはいろんな参加特典があります。
- コードバンの世界2大鞣し会社である新喜皮革の工場を肌感をもって体験できる
- 新喜皮革で働く方々の革への想いを感じることができる
- 現場で働く職人の方々に直接質問できる(皆さん、非常に親切、丁寧に答えてくださいます)
- コードバンで作られた特製コースターがもらえる
- ネットでは手に入らない情報満載のパンフレットがもらえる
工場見学は事前の予約が必要
先ほどもお伝えしましたが、工場見学は新喜皮革のHPから事前の予約が必要です。
レザーフェスティバル開催日の2〜3週間前には予約枠が埋まってしまいますので、
来年に参加してみたいを思っている方は8月くらいから新喜皮革のブログをチェックすることをおすすめします。
2022年の開催は10月7日〜10月8日まで、HPでの工場見学の予約開始は8月20日10:00からで、
2023年の開催は11月3日〜11月4日まで、予約開始は10月3日でした。
新喜皮革のブログを見てみる
工場見学に参加するときの注意事項ですが、
革鞣し工場ですので油汚れや臭いが強い場所もあり、汚れても問題のない服装での参加をお願いします。
場所によっては独特の臭いがありますので、案内してくれた職人さんによるとごくまれに気分が悪くなる方もおられるそうです。
確かに慣れない匂いはありましたが、僕の場合は気分が悪くなることはまったくありませんでしたし、その時に工場見学に参加された方々(女性もおられました)にも気分が悪くなる方はいませんでした。
工場見学では、約60分かけて弊社職人が工場内の案内と説明をいたします。
原皮の匂い、タンニン溶液の独特な匂いは、人によっては不快に感じたり具合が悪くなる場合があります。
匂いを気にされる方は、お気に入りの服装でのご参加は控えください。(洗えば匂いは取れます。)
工場内は水を使う箇所が多く、水たまりが所々にありますので、汚れても構わない靴でお越しください。
工場見学は事前申込制となっており、定員に達しましたら受付終了となりますので予めご了承ください。
早期に定員に達する事が多い為、ご検討の方はお早めにご連絡いただければと思います。
【結論】参加してみて非常に勉強になりました
以下に画像や動画入りでその様子をお伝えさせていただきます。
なお、画像は新喜皮革の公式ホームページの「THE ARTISANS WORK」という動画からも引用させていただいたものを使用しています。
⭐️今回はコードバンのベジタブル・タンニン鞣し加工についてのみお伝えします。
もう1つの鞣し方法のクロム鞣しはタンニン鞣しほどの時間はかからず、手間もかかりません。
新喜皮革でも行ってますが、クロム鞣しは経済性に優れており機能的にもタンニン鞣しよりも優れています。
ですので、どちらが良いということは決められません。
1、フェスティバル会場から、いざ工場へ
レザーフェスティバルの会場のすぐ隣に新喜皮革の鞣し工場があります。徒歩1分くらいです。
2、工場見学の前に注意事項を職人さんから説明されます
昨年までは1回の工場見学で20名でしたが、今年は30名とのことでした。
人数的は適正で、混み合った感じはせず、ゆっくり、しっかりと見学できました。
工場に到着後、
工場見学する前に知っておくことや注意することの簡単な説明を3分ほど受けます。
今回メインで工場見学を引率してくださったのがタカヒロさんでした。
見学者にわかりやすいように、
かつ安全に気を配りながら引率してくださいました。
事前説明の主なものは
- 工場の一部の場所で強い臭いがすることがあるので、ごく稀に気分が悪くなる方もおられるとのことなので、その場合は早めに職人さんに伝えること
- 職人さんの指示に従って、あまり離れずに移動すること
注意事項は他にもあったかもしれませんが、
スムーズかつ安全に工場見学を進めるために、最低限守るべきルールです。
タカヒロさん以外にも、工場見学の途中で何度も僕の質問に丁寧に答えてくださったのがナオヒロさんという職人さんでした。
この方も親切で話しやすい職人さんでした。
職人さんというとなんだかぶっきらぼうで怖いイメージがありますが、
新喜皮革の職人さんにはそんなタイプの方はおられませんでした。
3、塩漬けの原皮を、切り分け→水洗い→脱毛・フレッシング→切り回し→脱灰→前鞣し
工場に入って初めにびっくりしたのは、塩漬けのコードバンでした。
入り口付近に綺麗に畳まれて保管されてましたが、
この塊の単位を「パレット」と呼び、1パレットで120頭分のコードバン原皮になります。
原皮1枚あたりの重さは20kg〜25kgです。
新喜皮革には月に2,000頭分の原皮を欧州(イタリア、ポーランド、フランス)やカナダから輸送されてきます。
日本に輸送される間の腐敗を防ぎ、水分を抜くために塩漬けにしています。
職人さんが「触ってもいいですよ」とおっしゃったので、
人差し指で軽く触れてみたところ、かなり硬い状態でした。
しかし、最も驚いたのはそのにおいです。
正直に言うとものすごく臭い匂いがしました。
触った指についた匂いは、工場見学終了後に3回洗浄してやっと取れたくらいの強いにおいです。
手を洗った時に思ったことが「あのすごい悪臭(すみません)が、製品になるとあの素晴らしい香りになるのか、、」でした。
それと、皮は食肉として加工されたあとの副産物です。
皮を取るために動物の命を断つことはありません。
馬の立て髪を見た時、心に感じるものがありましたが、
皮が革となり、再び「命」を吹き込まれて製品となり私たちの手元に届くのです。
切り分け
洗浄する前にお尻(コードバンを含む部分)と胴体に切り分けます。
この台を使って手前を胴体、奥にお尻を置くようにして切り分けします。
切り分けする理由は
- コードバンと他の部分は繊維の構造が違うので加工法も違うから
- 使用する薬品の使用量が違うから
水洗い
お尻と胴を切り分けたら水洗いをして塩分や汚れを取り除きます。
次に石灰とアルカリを加えて馬の毛を溶かしつつ、皮を膨らませて中を綺麗な状態にします。
脱毛・フレッシング
石灰を使って皮を膨らませ、毛根から毛を抜き取る作業で脱毛します。
次にフレッシングと言って皮に付いた脂肪分や肉片を取り除きます。
本格的に鞣しに入る前のここまでの準備工程が非常に大切で、革の良し悪しの70%が決まってしまいます。
切り回し→脱灰→前鞣し
脱毛し、皮を柔らかくして薬品の入りを良くするために石灰を使いますが、石灰が残っていると鞣し作業に支障が出るので、石灰を抜く工程を行います。
前鞣しは腐敗や保存対策(40℃以上になると色が変わり始める)のために行います。
4、鞣し加工
ここからが本格的な鞣しになります。
ミモザは南アフリカ産のアカシア属植物でその樹皮からタンニンが抽出し、作られた樹脂を使って鞣しています。
コードバンの場合タンニンの濃度が違うピット槽(タンニンのプール)に、濃度の薄いピット槽から順番に1ヶ月かけて鞣していきます。
いきなり濃度のタンニンの濃度が濃いピット槽に入れると、タンニンがコードバン層の奥まで入り込まないからです。
さらに一定の温度に保つようにピット層にはお湯が流せるような仕組みになっています。
コードバンとそれ以外の馬革は全く別物。
加工の方法も違うためそれぞれ別のピット槽で鞣されます。
一般の馬革は2週間の鞣し期間ですが、
コードバンは1ヶ月かかります。
5、加脂→伸ばし→乾燥→エイジング→シェービング
加脂を行う理由は
- 皮を柔らかくするため
- ひび割れを防ぐため
- 引き裂き強度を上げる
- 酸化や日焼けを遅らせる
です。後ほどさらに加脂加工するので、ここでは軽めに脂を入れます。
加脂加工後に1日置いてから軽く乾燥させて、伸ばし加工を施します。
加脂加工されたお尻の皮。鞣されたのでタンニンの色が着いています。
上の写真の皮を乾燥させて、伸ばし加工をします。
イタリア製の機械で伸ばし加工を施します。
先ほどの機械で伸ばした皮を再度乾燥させます。乾燥期間はトータルで1週間ほどになります。
タンニンがコードバンの繊維に馴染んで柔らかくするために約4ヶ月、このように積み上げた状態でエイジング(熟成)させる。
左がコードバン層を削り出す前、右がシェービング後の状態です。
このシェービング加工でやっとコードバン層が表面に出てきます。
シェービングのことを「すねかつ」とも言うそうです。
たった1mm〜2mmのコードバン層を削り出す、まさに職人芸のすねかつ。
シェービング後さらに乾燥させます。
6、等級分け→染色と本加脂→乾燥
新喜皮革ではコードバン層の大きさやキズの具合でベルト用、ランドセル用、オイルコードバン用、革小物用など
4つに分けられます。
例えば下の写真のコードバンはコードバン層が左右で完全に分かれているため、ベルトには使えません。
しかし下のコードバンは左右に分かれ目がなく、コードバン層が繋がった非常に珍しいメガネです。
100頭に4〜5頭ほどしか存在しません。
このように自然の皮から作られるコードバンは個体差が大きく、それぞれの用途に分けられて、
染色工程に入ります。
染色後は主に4つに選別されたコードバンに合わせて、ブレンドされた脂を加えます
脂入れを行った後乾燥させ、次のプレス加工に入ります。
7、プレス→ポリッシング→グレージング
この大型のプレス機で圧をかけることで、いよいよ僕らの知るコードバンらしくなってきます。
見学中に案内の職人タカヒロさんが圧をかける前のコードバンを持って
「誰か、要る人?」とおっしゃったので
いい歳して「はい!」と手を挙げてゲットしました。
この後、ポリシング作業(表面を平らに、より美しくするため)をフェルトを使って磨き、
そして、最も驚き、感動するグレージング加工を施します。
下の動画は工場見学時に実際に撮影した動画です。
一見簡単そうですがそれぞれのコードバンの厚さ、性状に合わせて足元にあるペダルで調整しながら均一にグレージングします。
グレージング用のガラス棒です。一本5万円するとのことでした。
新喜皮革やホーウィン社はガラス棒を使っていますが、コードバン専門の染色会社レーデルオガワでは瑪瑙(めのう)を使っています。
グレージングに対する考え方の違いだと推測します。
レザーフェスティバルの工場見学はここまでとなっています。
以下はその後の加工についてレーデルオガワのHIDEKIさんのyoutube動画から引用させていただいて説明しています。
8、塗装→製品の完成
グレージング加工のあと、染料や塗料などの染色方法ごとに分けて染色します。
下の画像は塗料専用の塗装機です。
グレージング加工のあと塗装し、このコードバン専用の大型塗装機で微調整と色止め加工します。
色止めとは染料や顔料の固着させる処理を革に施す加工のこと。
厳密に湿度管理されていて下のようにこの部屋の場所ごとに湿度が管理されています。
湿度が高いと色止めに使用するウレタンラッカーという薬剤が空気中の水分と反応して、艶が出ないなどの問題が発生するため
この特別な塗装機がある部屋なら梅雨時や雨の日でもこの特別室で微調整や色止めができます。
上の写真のようにこの部屋の中でも徹底して湿度管理されています。
上の3枚の画像はレーデルオガワのHIDEKIさんのyoutube番組「#22 新喜皮革・突撃取材完結編」からの引用です。#22 新喜皮革・突撃取材完結編
この後、大きさの測定があり、革小物メーカーへ梱包、発送、メーカーで仕立てられて製品となります。
新喜皮革の歴史
新喜皮革は北米のホーウィン社と並ぶ、世界的なコードバンの鞣し会社です。
兵庫県の姫路には多くの革鞣し会社があり、日本国内に流通している皮革製品の70%ほどが姫路産で「姫路レザー」と呼ばれる牛革の鞣しを行っています。
その中でもコードバンや馬革専門の新喜皮革は特別な存在です。
コードバンを鞣せる会社は他に欧州や日本にもありますが、ここまで高品質で、かつ多量のコードバンを製品化できる技術と設備を保有するのは新喜皮革とホーウィン社しかありません。
以下に新喜皮革の歴史をお伝えします。
1951年 「馬革製造-新田商店」を姫路市にて創業
1970年 「馬革製造-新田商店」から「新喜皮革」へ社名変更
1973年 コードバンの試験製造を開始
1998年 法人化・社名を有限会社 新喜皮革へ
2005年 2005年第3工場を増設
2009年 第一工場の木製ピットを42台に増設
コードバンクラスト月産最大2,600枚、ホースハイドクラスト月産最大1,000枚の生産体制へ
2018年 有限会社新喜皮革 新田芳希代表取締役就任
新田社長とはレザーフェスティバルの会場で少しですがお話しさせていただきました。
新喜皮革という世界的なコードバンの鞣し会社の社長であり「ジ・ウォームスクラフツ マニュファクチャー」というコードバン専門のブランドを運営する株式会社コードバンの社長でもある方ですが、まったく偉ぶったところがなく気さくにお話ししてくださいました。
レザーフェスティバルへのアクセス
新喜皮革では、レザーフェスティバルへのアクセスは駐車場の混雑を避けるためできるだけ公共交通機関を利用しての参加をおすすめしています。
公共交通機関の場合
以下は新喜皮革の公式サイトからの抜粋です。
当日は混雑が予想され、入場をお待ちいただく場合もございます。
お車でお越しの際、メイン駐車場が満車の場合は近隣駐車場をご案内いたします。
駐車場の混雑が予想されるため、公共交通機関のご利用をお勧めいたします。
バスご利用の場合は、姫路駅より「セントラルパーク」「清住」「小原」「社」行いずれかに乗車してください。
約16分乗車後、「小川橋停留所」で下車していただき、 徒歩約5分で新喜皮革へ到着いたします。
車で来られる場合
今回、僕は自家用車で参加させていただきました。
上の公式サイトにあるように、
会場の新喜皮革のすぐそばに駐車場はありますが、開場の10時には満車になります。
2023年度のレザーフェスティバルは10時スタートで、僕は10時20分くらいに到着したのですが、その時点で満車でした。
ただし、徒歩で5分〜6分ほどの場所に格安の駐車場がありますのでお知らせしておきます。
三井のリパーク「姫路花田町高木」という有料駐車場に停めました。
僕は10時20分に着いて、12時過ぎには帰路に着いたので駐車料金はたったの100円でした。
この有料駐車場は4台しか停めれませんのでご注意ください。
参加手順
フェスティバル自体には事前に予約は必要ありません。ただし、工場見学は事前に予約が必要です。
⑨ Q&A
- レバーフェスティバルの参加費は無料ですか?
-
はい、無料です。
工場見学も無料です(工場見学は事前に要予約) - 場所は何処ですか?
-
レザーフェスティバル会場は(有)新喜皮革の2階展示場です。
工場見学はすぐ隣で徒歩1分くらいです。
〒671-0255 兵庫県姫路市花田町小川1166
お問合せ 079-224-8136
関連サイト - 無料の駐車場はありますか?
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はい、新喜皮革のすぐそばに、ざっと15台〜20台は停めれる駐車場があります。
ただし、新喜皮革の無料の駐車場はかなり早めの到着でないと停めれないと思います。
アクセスの項目でもお伝えしましたが、徒歩で5分〜6分ほどの場所に格安の駐車場がありますので僕はそこを利用しました。
午前10時50分くらいから12時前まで停めても100円でしたので、かなり格安でおすすめです(2023.11月3日現在 - 食事ができる場所やレストランはありますか?
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レストランはありませんが、会場の外に屋台が何店舗か出店されてましたので、軽い食事ならそこでできると思います。
- 革に関連するものがリーズナブルな価格で販売されてるのですか?
-
はい。ほんの少しだけキズがあるとか、型落ち品とかのアウトレット品や原皮が半額前後で販売されています。
僕はレーデルオガワのスタンプが欲しかったので原皮を購入しました。
このコードバンの原皮で4,000円でしたのでかなりお安いと思います。新喜皮革✖️レーデルオガワのコードバンアニリン染め 色はワイン色です - 2024年はいつ開催ですか?
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2024年5月27日現在では、まだ開催日の発表はありません。しかし、毎年秋ごろに開催されていますし、7月や8月の夏頃に告知があります。
毎月新喜皮革のHPを見ていますので、開催の告知があれば僕のXでポストさせていただきます。
まとめ
今年初めて参加させていただいた新喜皮革主催のレザーフェスティバル(2023年11月3日から4日まで)は、コードバンや革小物が好きな方には是非とも参加をおすすめします。
革に少しでも興味のある方にとっては本当に楽しいイベントです。
今回詳しくお伝えしませんでしたが会場内ではさまざまなブースがあり、ゲームやイベントもあります。
しかし圧巻はやはり新喜皮革の工場見学です。
塩漬けの食用馬の原皮が美しいコードバンに変わっていく過程を学ぶことができますし、それによって
所有するコードバン製品に対する想いも深まることでしょう。
いただいた命を「革」という形に変えて再び命を与える革鞣しの世界的企業である新喜皮革。
コードバンを高い技術で鞣すことができるのは世界で2社しかありません。
その1つが今回のレザーフェスティバルを主催した新喜皮革です。
コードバンが大好きな僕にとって
この会社が日本に存在することを誇りに思っています。